化学の現象は高校の範囲だけで理解できるものではありません。安達先生は、例えそれが大学で学習する内容だったとしても、私達がより根本から理解して本質をつかめるよう、分かるまで詳しく教えてくださりました。
受験にはある程度の戦略も必要です。時間との戦いの中で、どのような解き方がベストなのか。安達先生は予習の際に時間配分の目安を必ず指示し、授業では問題の種類ごとに解く際の考え方を教えてくださりました。ただ単に「解き方」ではなく、「考え方」です。そのため応用問題が出されたとしても、考え方が身についているのでアプローチの仕方が見えてきます。
化学は暗記がとても多いです。とくに無機化学なんて暗記ですよね。みんな語呂合わせで暗記します。しかし安達先生は無機物質で起こる現象も、原子や分子の特徴からなぜこうなるのかを細かく説明して下さりました。暗記が苦手な私でも根本を考えて、答えを出せるようになりました。
授業内以外にもプリントに現象や分子の形をまとめたものを下さったり、大学が決まってからの相談にものってくださったりと本当に熱心に指導していただき、今まで教わった化学の先生の中で1番よかったと自信を持って言えます。