美容/健康

イライラがたまっている方!太陽の光をいっぱい浴びて、ビタミンDの力でスッキリしましょう!

-ビタミン

2015-11-09

こんばんは。
今日は「最近、イライラしてて…」とお悩みの方にピッタリの情報です。
今回は「ビタミンD(カルシフェロール)」についての説明をします。

ビタミンDとは

ビタミンDがなぜ「カルシフェロール」というかというと、今日のテーマにもかかわるのですが、「ある元素」にとても関係するため、このような名前になりました。

それでは質問です。
この「ある元素」とはなんでしょう?

答えは「カルシウム」です!

詳しくはこれから説明しますが、本当に多くの効能を持つ物質なんですが、このビタミンDを含む食材が

  • 脂肪を含んだ魚
  • 卵黄
  • きのこ類(乾物はより良い)

などくらいしか含まれていないのです・・・。

ちなみに、幼少期からビタミンDを少しずつでも摂取させたい方がいたら、次のような商品も販売されています。

ビタミンDの効能について

ビタミンDは『万能ビタミン』と呼ぶ方もいるくらい素晴らしい効能があります。

具体的な効能をあげると

  • 体内へのカルシウムの吸収を良くし、血液中のカルシウムやリンの濃度を一定に保つ
  • 免疫力の向上
  • 糖尿病の予防
  • インフルエンザの予防
  • うつ病(特に冬季うつ)の予防
  • 大腸がんや乳がんなどの予防
  • 花粉症などのアレルギー緩和

などです。

こうやって効能を挙げると、『万能ビタミン』と呼ぶのも納得できますね!

さて、今日のテーマ「イライラしていて・・・」という方にお伝えしたいのが「上手なカルシウム(Ca)」の摂取。

これに大きく関係するのが、このビタミンDというわけです。

「イライラした時にはカルシウムを含む食品を食べればOK!」
と言われますが、前にあげた効能を見ていただければ、この言葉は説明不足なのはわかりますよね?

正しくは
『カルシウムとビタミンDを一緒に摂取すればOK!』
なのです。

別件ですが、体内への吸収量が減少すると、骨などに蓄えていたカルシウムをビタミンDが溶かし出し、不足分を補おうとします。
この結果、引き起こされるのが「骨粗しょう症」なのです。
(これ以外にもカルシウムの不足から「骨軟化症」「くる病」などの体中の骨が変形して曲がってしまう病気もあります)

最後に

興味深い話を一つ。

このビタミンDには、『サンシャインビタミン』 という別名があります。

なぜこの名前がついたかというと、ビタミンD

  • 太陽光の中の紫外線をあびる
  • 体内(皮膚内)に存在する「コレステロール」を原料に合成され「プロビタミンD」が合成
  • 肝臓や腎臓でビタミンDに変化

という過程で合成されるからです。

このことが分かってから、ある学者は
「モーツァルトが早死(享年35歳)したのは、太陽に当たらなかったから(部屋にこもって創作活動ばかりしていたから)だ!」
と力説しているんだそうです。

納得の話ですね。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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