美容/健康

女性ならではの悩み、解決します!解決のポイントはビタミンB6でした。

-ビタミン

2015-10-28

こんばんは。
今日は「月経前が常に憂鬱な女性」に朗報です!
今回は「ビタミンB6(ピリドキシン)」について説明します。

ビタミンB6とは

このビタミンB6

  • レバー
  • まぐろ
  • かつお

など動物性食品に多く含まれています。
(それ以外にもバナナやサツマイモ,にんにくなどにも含まれているそうです)

また、ビタミンB6は血液中で鉄を運ぶ「ヘモグロビン」という物質を合成する時にも必要な栄養素なので、不足すると貧血が起こることもあります。

ビタミンB6の効能について

このビタミンB6には

  • 丈夫な髪や歯,爪などを作る手助けをする
  • 神経機能を正常に保つ
  • アレルギー症状を緩和する
  • 月経前症候群(PMS)やつわりなど、女性特有の症状を緩和する

などが主な効能としてあります。

この中で、今日は「月経前症候群(PMS)やつわりなど」に、ビタミンB6が有効であることを説明したいと思います。

まず、月経前症候群(PMS)から説明します。

この症状は

  • 排卵前、妊娠に備えて「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が多く分泌
  • それと一緒に「神経伝達物質(セロトニン)」が分泌
    (この「セロトニン」は精神の安定をもたらすホルモンであり、「幸せホルモン」とも呼ばれます)
  • 排卵後、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」の分泌量減少とともに、「神経伝達物質(セロトニン)」の分泌量も減少
  • セロトニンの分泌量減少によって、精神が不安定になる(イライラや不安感が強くなる)

という流れで起こるのです。

ビタミンB6は、このセロトニンの合成に関与している物質で、しっかりと摂取することでセロトニンが体内に不足しなくなり、症状が緩和されるのです。

次に、つわりに関して説明します。

はっきり理由が分かっているわけではないとのことですが、妊娠すると体内でアミノ酸の一種「トリプトファン」がうまく消化(代謝)されなくなることが原因なのかと言われているそうです。

ビタミンB6は、摂取したタンパク質を

  • 分解して、アミノ酸に変える
  • 再合成して、体内で必要なタンパク質をつくりだす

という役割も担っているので、つわりにも効果が出ているんだと考えられています。

最後に

このビタミンB6をおいしく摂取するレシピを紹介して、今日は終わりにしたいと思います。

よろしければ、試してみてください。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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