美容/健康

赤い目薬、見たことありませんか?なぜ赤いかは、ビタミンB12が知っている。

-ビタミン

2015-11-04

こんばんは。
今日は「疲れ目」「貧血」「集中力の低下」に悩んでいる方に朗報です。
今回は「ビタミンB12(シアノコバラミンなど)」について紹介したいと思います。

ビタミンB12とは

ここでシアノコバラミン『など』としたのは、ビタミンB12には、この物質以外にも「メチルコバラミン」などの活性が大きくなった形も含めてビタミンB12と呼ばれているからです。
なので、ビタミンB12は「コバラミン」と呼ばれることもあるそうです。

さて、ビタミンB12は、分子の中に金属の「コバルト」を極微量含んでいて、赤色を示します。
(なので、『赤いビタミン』と呼ばれます。)

一般の化合物は無色であることが多く、とても珍しい物質と言えます。
ちなみに、このことが理由でビタミンB12が入っている目薬は「赤い目薬」となるんです。

サンテドゥ

ビタミンB12の効能について

また、ビタミンB12の主な効能を紹介すると

  • 貧血の予防
  • 神経細胞を正常に保つ
  • 睡眠を促す
  • 眼精疲労の緩和

などがあります。

さらに、ビタミンB12の摂取が「貧血の予防」になるのは、

  • 前回紹介した「葉酸」と一緒になって、赤血球を生成する
  • 血流をよくする効果がある

からだそうです。

となると、貧血防止のために「葉酸だけ」または「ビタミンB12だけ」摂取するよりは、「マルチビタミン」を摂取する方が効率的で、効果的ということになります。

例えば、こんな商品があります。

マルチビタミン

そして「神経細胞を正常に保つ」とも示しましたが、具体的には

  • 末梢神経の壊れた部分を修復する
  • 神経伝達物質を作る

などの効能をもつことが分かっています。

「集中力」にビタミンB12が関連する理由の一つは、神経伝達物質の一つ「アドレナリン」の合成にビタミンB12が関わっているからです。

最後に

このビタミンB12

  • しじみやあかがいなどの貝類
  • 牛肉や豚肉,鶏肉などのレバー
  • 味のりや焼きのり

などに多く含まれています。

ちょっと以外なんですが、このビタミンB12は「植物(野菜など)」にはほとんど含まれない物質なんだそうです。
一般的に「植物(野菜)⇒色々な成分を含んでいて、体によいもの」という印象があると思いますが、このビタミンB12には通じないようです(笑)

こんなレシピを紹介して、今日は終わりにしたいと思います。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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