こんばんは。
今日は「ついつい内向きになってしまうんです・・・」と悩んでいる方(特に男性)にお伝えしたい情報です。
今回は「テストステロン」を紹介します。
テストステロンとは
これまで説明してきた「エストロゲン」「プロゲステロン」の女性ホルモンとは反対の、男性ホルモンの一種です。
(以前紹介した「ホルモンとは」でも書きましたね。)
意外に思われるかもしれませんが、この男性ホルモンの一種であるテストステロンは、女性の体の中でも合成されていることは知っていますか?
また、女性の体内において「女性ホルモンは男性ホルモンを原料に合成」していており、驚くことに体内における割合は(男性ホルモン):(女性ホルモン)≒10:1なんだそうです。
(詳しくはこちらのページへどうぞ。)
また、女性の体内でテストステロンの合成量が増加すると
- 体毛(特にすね毛や背中の毛など)が濃くなる
- 頭皮が脂っぽくなって、抜け毛が出始める
などの変調があるんだそうです。
テストステロンの効能について
主な効能は
- 精力増大
- 身長が伸びる(軟骨の成長)
- 筋肉の成長
- やる気をだす
などがあります。
中学生になるくらいまでは、男女であまり体格差がなくても、高校生に近づくにつれて体格差が出てきますよね。
この現象は、高校生に近づくにつれて男子の体内でテストステロンの分泌量が増えてくることが原因と言われています。
また、テストステロンは「筋肉増強剤」の一種であり、スポーツ界ではその効果が高すぎることで禁止をしているものです。
近年では、水泳の韓国代表パク・テファン選手のドーピング問題がありましたが、このとき投薬してしまったといわれているのが、このテストステロンを含む薬品と言われています。
ここからは、今日のテーマ「やる気をだす」に関して説明をしたいと思います。
テストステロンは
- 攻撃的な性格になるか
- 弱気な性格になるか
を制御しています。
(テストステロンの量が多ければ、攻撃的な性格になりやすくなります。)
注:ここでは、攻撃的という表現を「暴力的」という意味ではなく、「積極的」という意味で使っています
また、研究によると「この攻撃的な性格の人間は、物事に積極的で、人々を支配しようとするため出世する可能性が高い」とされています。
もしかしたら、攻撃的な女性は、一般の女性よりもこのテストステロンが多いということかもしれませんね。
(政治家の田中真紀子さんとか・・・)
このようなことから、テストステロンが減少すると(これが男性における「更年期」となるんだそうです)気持ちがどんどん弱き(気持ちが下向き)になるんだそうです。
さらに悪化すると、「うつ病」になることもあるんだそうです。
このことを改善するために、アメリカではこのテストステロンをうつ病の治療薬として使っているんだそうです。
最後に
このテストステロンはホルモンですから、体内の合成量を高める以外に増やす方法はないですよね。
運動,睡眠などの方法もありますが、どうやら以前紹介した
などのアミノ酸や
などのミネラルの摂取で増やすこともできるそうです。
(その他の方法はこちらのページへどうぞ。)
また、このような動画もあるので、参考にしていただけたらと思います。
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