美容/健康

美肌と言えばコラーゲンですよね。そしてコラーゲンと言えばプロリンなんですよ。積極的にプロリンを摂取しましょう!

-アミノ酸

2016-01-10

こんばんは。
今日は前回に引き続き「肌問題(シミ・にきびなど)で悩まれている」方にお伝えしたい情報です。
今回は「プロリン」を紹介します。

プロリンとは

このプロリンも、これまで紹介してきた「アミノ酸」の一種です。

ラクダのコブに豊富に含まれている成分で、このあと説明しますがあるタンパク質に多く含まれています。

また、食品では

  • 豚肉
  • 麩(特に焼き麩)
  • 湯葉,高野豆腐

などに多く含まれているそうです。

プロリンの効能について

プロリンがもつ主な効能には

  • 関節の痛みを和らげる
  • 肌の再生
  • シミや肌荒れの解消
  • 離れてしまった細胞をくっつける
  • 脂肪燃焼

などがあります。

これから、今日のテーマである「肌問題」について説明をしていきます。

上に挙げたプロリンの主な効能のうち、この問題に関係するのは、「脂肪燃焼」以外全てです。

「えっ?関節の痛みと肌問題とどう関係するの?」
「細胞をくっつける、って何?」
と思われた方もいらっしゃると思います。

では、ここで質問です。
一見すると関係ないような、これらに共通するある有名な物質(タンパク質)は何でしょう?
(肌と言えば・・・、と考えていただくと分かりやすいと思います)

答えは「コラーゲン」です。

プロリンは、このタンパク質の主要構成成分の1つであり、さらに、体内で反応して合成される「ヒドロキシプロリン」も同様だからだそうです。
(この2つで15~30%を占めているとのこと)

そもそも、骨と骨が接する関節は、軟骨で覆われており、その軟骨の50%がこのタンパク質なのは知っていますか?

つまり、このコラーゲンが衰える(減少する)と、

  • 軟骨の弾力性が失われる
  • その結果、軟骨がつぶれる
  • 骨と骨が直接こすれるようことになり、痛みとなる

わけです。

また、コラーゲンが肌のハリや弾力性に大きく関係しているのは、承知の事実だと思います。

ですから、このコラーゲンの主成分であり、さらに一度破壊されたコラーゲンを修復する力も合わせもつプロリンは、肌問題を考える上でとても大事な化合物なわけです。
(プロリンは「コラーゲンにおけるアミノ酸のドン」と呼ばれることもあるそうです)

最後に

このプロリンは、「ビタミンC(アスコルビン酸)」と一緒に働くことで、より高い効果を示してくれるんだそうです。

ですから、摂取するときは「アスコルビン酸(ビタミンC)」と一緒がいいということになりますね。

どうやら「小松菜」には、このどちらの物質も多く含まれているようです。
良かったら、こちらのページを参考にされてみてはどうでしょうか。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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