和食で気力が回復できるって知っていましたか?フェニルアラニンの力でやる気に満ちた1日を過ごそう!

-アミノ酸

2015-12-20

こんばんは。
今日は「若いころの気力を取り戻したい!」「やる気がほしい!」という方に役に立てていただきたい情報です。
今回は「フェニルアラニン」を紹介します。

フェニルアラニンとは

このフェニルアラニンも、これまで紹介してきた「必須アミノ酸」の1つです。

フェニルアラニンを多く含む食品(食材)には

  • 大豆(湯葉や高野豆腐などでもOK)
  • 小麦(そばなどでもOK)
  • かつお節
  • 小豆
  • らっかせい

があります。

基本的に、「和食」を食べていれば問題なさそうですね。

フェニルアラニンの効能について

主な効能には

  • 脳機能を高め、精神を高揚させる
  • 鎮痛効果
  • 皮膚疾患効果(白斑の治療にこうかがあるんだそうです)

などがあります。

今日のテーマ「脳機能を高め、精神を高揚させる」について、もう少し詳しく説明したいと思います。

では質問です。
脳内で合成される「神経伝達物質」のうち、気分を高揚させる作用のある物質、ご存知ですか?
(4つあげてください!1つくらいは聞いたことがあると思います。)

答えは

  • アドレナリン
  • ノルアドレナリン
  • ドーパミン
  • エンドルフィン

です。

これらの中で、フェニルアラニンは初めに示した3つの合成原料として用いられています。

これらの物質は、気分の落ち込みや無気力を緩和し、精神を高揚させる作用をもった神経伝達物質なのです。
それゆえ、フェニルアラニンはうつ症状の緩和にも効果があるとされています。

また、フェニルアラニンは「体内にエンドルフィンがどれだけ存在するべきか」を調整する役割を担っています。
このことによって、鎮痛効果を発揮してくれます。

エンドルフィンは、脳内「麻薬」ということで有名ですが、フェニルアラニンを利用すると、繰り返し使っても「習慣性」「毒性」は出ないんだそうです。

最後に

話は変わりますが、今回のフェニルアラニンから合成される物質に「アスパルテーム」という物質があります。
この物質、何に用いられているかご存知ですか?

答えは「人工甘味料」です。

商品に「糖類0」と記載されているのに、飲んだら甘かったという経験はありませんか?

実は、それはアスパルテームのせいなのです。

この物質は、今回のフェニルアラニンと「アスパラギン酸」「メタノール」から合成される、糖類の入っていない物質です。

この物質は、まだ研究段階ですが、色々疑惑のある化合物なんです。
その一部を最後に紹介して終わりにしたいと思います。
(まだ、体に悪いとは決まっていないので、慌てないようにしてくださいね!)

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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