こんばんは。
今日は「良好な人間関係をつくりたい」と思われている方に朗報です!
今回は「オキシトシン」を紹介します。
オキシトシンとは
オキシトシンは、以前掲載した「ホルモンとは」では取り上げませんでしたが、大事なホルモンの1つです。
このオキシトシンは、色々な人間関係に影響を及ぼしているといわれているホルモンで
「幸せホルモン」
「安らぎのホルモン」
「愛情ホルモン」
「信頼のホルモン」
など、様々な別名をもっています。
オキシトシンの効能について
主な効能は
- 人との絆を深める
- 出産,育児を助ける
- ストレスを緩和する
などがあります。
今日のテーマは
- 人との絆を深める
ですが、その前に
- 出産,育児を助ける
について説明したいと思います。
「オキシトシンが多く分泌される状況の一つ」は
- 出産のとき
- 授乳のとき
ということが実験から分かっています。
生まれたばかりの赤ちゃんを「いとおしく感じる気持ち」などは、このオキシトシンが原因の一つなんだそうです。
また、子供が大きくなっていく上での過程で分泌量は
- 抱っこされることが多かった子供
- そうでない子供
では、前者の方が明らかに多いということも分かっています。
つまり、オキシトシンの分泌量を増やすには「触れる(タッチやハグ,手をつなぐなど)」という行為が効果的なんです。
このことについて、このような面白い考察があります。
さらに、このことを応用したのが「アニマルセラピー」です。
(このような記事もあります。)
ここまでの内容から、オキシトシンには「幸せホルモン」「愛情ホルモン」などの別名がついているわけです。
一方、上の2つの以外に、「安らぎのホルモン」 「信頼のホルモン」という別名もあります。
前者は、オキシトシンが分泌することで
という現象が起こるために、そのように言われています。
後者は、実際の実験で「オキシトシンを吸い込むと他人を簡単に信じてしまう」という結果が得られたことなどからついているんだそうです。
(詳しくはこちらへ。)
なので、オキシトシンが信頼関係が構築できていない「自閉症」の改善策として研究が続いているそうです。
ここまでの内容から、オキシトシンが『人との絆を深める』ことに影響していることは理解していただけたと思います。
(オキシトシンの分泌を増やす方法はこちらを参考にどうぞ。)
最後に
最近の研究では、オキシトシンに
- 食欲を減退させる
という効能があることが分かってきています。
人間関係も良好になって、さらに自分自身にも好影響を及ぼすなんて、素晴らしいホルモンですね。
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