美容/健康

ニコチンに似てても効果は別物!ナイアシンで、身体の中も外も綺麗になろう!

-ビタミン

2015-10-23

こんばんは。
今日は「口内炎」にお悩みの方に特にお届けしたい内容になっています。
今回は「ナイアシン(ビタミンB3)」について説明します。

ナイアシンとは

ナイアシンと聞くと名前を聞いただけで、体によさそうなイメージを持つ方が多いと思います。
(あとでも動画を載せますが、色々な商品のCMで出てくる名前ですからね)
しかし、この物質は別名があって、この別名が全く反対の「体に悪そう・・・」と思わせる名前なんです。

その名前とは何でしょう?

「ニコチン酸」または「ニコチン酸アミド」です。
(正確には、ナイアシンはこの2つの物質の総称(グループ名)なのです。)

もちろん、このナイアシンはビタミンの1つなので、体に必要な物質です。
(構造式はこんな感じです。似てないですかね)

ナイアシンの効能について

さて、このナイアシンがもつ主な効能には

  • 血行を良くして、肌の健康を保つ
    (このことが理由で「肌のビタミン」とも呼ばれます)
  • 皮膚や粘膜を正常に保つ
  • 血液中のコレステロールや中性脂肪を減らし、血液をサラサラにする
  • アルコールの分解に関与し、二日酔いに効果的
  • 喘息患者の喘鳴を緩和

などがあるそうです。
(これ以外にも分かりはじめていることがあるようです。)

この中から、今日のテーマ「口内炎」に関連する話をしたいと思います。

まず、口内炎が発生するのは

  • ナイアシンが欠乏し粘膜が再生されにくくなる
  • その部分から細菌が侵入する
  • 炎症が起こる

というプロセスです。
(これ以外にも理由はあるとのこと。)

ナイアシンは粘膜の再生を担っているビタミンなので、口内炎に効くというわけです。

あっ、話は飛びますが、「口内炎に効く薬」と言えばこれですよね!

この動画の25,42秒にきちんと「ナイアシン配合」と明記されています(笑)

最後に

ナイアシンは、魚類や肉類を普通に食べれば摂取できます。
(かつおや豚レバーなどが特に多く含まれているそうです)

さらに熱に強いので、調理の過程で壊れることはあまりのないのですが、水に溶けやすいので「魚の煮つけ」などを作られる場合は、その「煮汁」も一緒に食した方が良いとのことです。

また、お酒を飲まれる方には「ピーナッツ」がおススメ!

飲みすぎは体に毒ですが、ピーナッツを食べながらであれば、含まれているナイアシンの「アルコールの分解作用」が効果を発揮し、酔いにくくなるはず!
ぜひ、試してみてください!!

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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