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「天然ミネラル配合・・・」など、言葉に踊らされていませんか?ミネラルとは何なのか、こちらをどうぞ!

-ミネラル

2015-10-12

こんばんは。
今日は「天然ミネラル配合って聞いたことあるけど、いったい何に良いの?」と思ったことが一度でもある方にお届けしたい情報です。
今回は「ミネラル」について紹介します。

ミネラルとは

以前紹介したことがあるのですが、あえての質問です。

ミネラルは大事な栄養素なのですが「三大栄養素」には含まれず、「五大栄養素」と拡大すると含まれる物質です。
さて「五大栄養素」には何が含まれるでしょうか?

答えは

  • 炭水化物
  • 脂質
  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル

の5つです。
(初めの3つが「三大栄養素」ですよね)

このミネラルの役割は、基本的にはビタミンと同じで「三大栄養素のはたらきをサポートする」物質です。

また、
必要量が少ない」
体内で作ることができないため、食べ物から摂取する必要がある」
の2点もビタミンと同じです。

それでは何がビタミンと違うかというと

ビタミン

  • 複数種類の元素から構成(主に炭素(C),水素(H),酸素(O)であり「有機物」と呼ばれます)

ミネラル

  • 単一の元素から構成(ビタミンに対して、こちらは「無機質」と言われていました)

この「元素」ですが、今現在見つかっているのは約110種類です。

ここで、次の質問です。
この中で、人間が生きていく上で必須なミネラル(元素)は何種類くらいでしょうか?

答えは「16種類」です。
(今後増えていく可能性はありますが、現在はこの数と言われています)

具体的には

ミネラル一覧

です。

また、ここにある「主要ミネラル」「微量ミネラル」の違いは、人間が生きていく上での必要量の差です。

  • 主要ミネラル:1日に100mg以上必要
  • 微量ミネラル:1日に100mg以下で良い

あっ、突然話は変わるのですが、大学受験で化学を使う予定のお子さんがいらっしゃったら「硬水」と「軟水」の違いを聞いてみてください。
(受験では必須の内容です!)

レストランなどでも聞いたことがあるこの2つの水は

  • 硬水:カルシウムやマグネシウムを多めに含む水
  • 軟水:カルシウムやマグネシウムの量が少ない水
    (ナトリウムやカリウムを多めに含む)

です。

この2つの水の違いを述べてくれている、このような動画がありました。

最後に

上に示した16種類のミネラル

  • それぞれ固有の役割
  • 複数で共通の役割

と色々な効能があります。

次回からは、これらのミネラル一つ一つに注目して、役割や含まれている食品を説明していきたいと思います。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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