こんばんは。
今日から数回は「脂肪酸」について紹介したいと思います。
「脂肪は、ちょっと・・・」と敬遠される方もいらっしゃると思います。
ただ、この記事から続く「脂肪酸」を紹介する記事を読んでいただければ「あっ、脂肪も適度に大切なのね!」と価値観が変わると思います。
ぜひ、期待して読んでいただきたいと思います。
脂肪酸とは
説明をする前に、「脂肪酸」と聞いて、どのようなイメージ,感想を持たれますか?
- 「脂肪でしょ?お腹回りにつくやつでしょ?出来るだけ避けたい・・・」
- 「脂肪と脂肪『酸』って、違うの?」
など色々なイメージ,感想があると思います。
これから簡単にですが、これらのことを説明していきたいと思います。
★内臓脂肪について
「お腹回りにつく脂肪」というイメージを持たれている方は、その脂肪とは「中性脂肪」であることを認識してください。
そして、中性脂肪はそもそも
「体内に取り込んだ栄養素をエネルギーとして備蓄している状態」
です。
必要なときに取り出して、生命活動するためのエネルギーとして使うわけです。
なので、中性脂肪を付けたくなければ「食べ過ぎない」のがもっとも簡単な方法なのかな、と思います。
あっ、中性脂肪にも
- 皮下脂肪
- 内臓脂肪
がありますよね。
これらに関して、次のような動画がありました。
よかったら、参考にして見てください。
★脂肪と脂肪酸の違い
この2つはどちらも「脂質」の成分なんですが、似ているようで全く異なるものです。
具体的には
- 脂肪:固体の脂質
例:牛脂,ラードなど - 脂肪酸:液体の脂質
例:菜種油,サラダ油など
です。
そして、脂肪酸には聞いたことがあるかもしれませんが
- 飽和脂肪酸
- 不飽和脂肪酸
の2種類があり、これらが前述の違いをつくります。
前者が多くなると、その油は固形に近づきます。(脂肪になる)
後者が多くなると、その油は液状になります。(脂肪油になる)
これら2種の脂肪酸は、それぞれ異なる役割を担っています。
(次回以降紹介していく予定です。)
最後に
これから紹介する物質の中には、「あれ?これって健康食品として紹介されているよ。」というものも数多くあります。
例えば
- ドコサヘキサエン酸(DHA)
- エイコサペンタエン酸(EPA)
などです。
実はこれらはこれから紹介する「脂肪酸」の一種なのです。
(意外ですよね)
初めに書きましたが、「脂肪」にマイナスのイメージではなく、少しだけ「役に立つかも・・・?」というイメージで今後の記事を読んでいただければ嬉しいです。
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