こんばんは。
今回はお酒が大好きなのに、二日酔いが気になっている方に朗報です!
今日は「クルクミン」について説明します。
クルクミンとは
この化合物も「ファイトケミカル」の1つです。
と、いうことは植物に含まれているということになりますね。
さて、二日酔いの方に優しいこの植物は何でしょうか?
クルクミンの効能について
このウコンが二日酔いに効くのは、ウコンの中に入っているクルクミンがもつ様々な効能のうちの一つに過ぎません。
これ以外にもクルクミンは
- 動脈硬化の予防
- ガンの予防
- アルツハイマー病の予防
など、様々な症状に効く、素晴らしい化合物なんだそうです。
(あっ、もちろんファイトケミカルですから抗酸化作用も併せ持っています。)
ただ、注意をしないといけないのは、世間一般では
「ウコン=二日酔いに効く」
となっていますが、実際にはこのクルクミンが入っていないと二日酔いには効果がありません。
そして、日本に生息する有名な秋ウコン,春ウコン,紫ウコンのうち、クルクミンを含んでいると言ってよいのは「秋ウコン」だけなんだそうです。
なので、二日酔い対策でウコンを手にするときは、使われているウコンが「秋ウコン」であることを確認してから購入するよう確認してください!
最後に
色々な効能をもつクルクミンとそれを含む「ウコン」には、残念な症例も報告されているようです。
調べた所によると
「クルクミンを多く含む、ウコンは鉄分も多く含むため、鉄に対して過敏な反応を示しやすいC型慢性肝炎患者には注意が必要」
とありました。
(製品化されたウコンには、この心配がないとのこと。)
(有名な商品はこのシリーズですかね。)
また、動脈硬化を予防するということは、血液がサラサラになるということです。
このことを反対に考えると、傷がついて血が出たときにサラサラし過ぎてしまうため、血液が凝固せず出血が止まらないということを示します。
このように注意することがありますが、常識の範囲内で摂取する分には全く問題ないので、クルクミンの取り過ぎにだけは気をつけて、美味しくお酒を楽しんでください!
(自分は楽しめないんですけどね…)
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