美容/健康

「皮下脂肪」も「内臓脂肪」もキチン・キトサンが減らしてくれます。隠れ肥満で悩んでいる方、これらの力を借りてみましょう!

-食物繊維

2016-05-15

こんばんは。
今日は「体脂肪を少しでも減らしたい」と考えられている方にお役に立つ情報です。
今回は「キチン」と「キトサン」を紹介します。

キチンとキトサンとは

キチン不溶性食物繊維の一つ,キトサンは水には溶けませんが、胃酸などには溶ける性質をもつ食物繊維です。

そもそも、今回2つの物質を並べて紹介するにはわけがあります。
まず、キチン

  • カニの甲羅
  • エビの殻

などに含まれる物質です。

それに対して、キトサンはこれらに含まれているのではなく、キチンを化学処理(この処理は「アセチル化」と言います。受験生のお子さんがいらっしゃったら聞いてみてください。入試必須事項です!)して合成するものです。

こんな動画ありました。

どちらも食物繊維として作用するのですが、その役割が少々異なります。
(水溶性の違いがありますからね。)

両物質の効能を利用したいので、一般的にはキチンを「全て」反応させるのではなく、「一部だけ」反応させて、キチンキトサンの「混合物」として利用しているわけです。

このような経緯から、今回は両物質を並べて紹介することにしました。

キチンとキトサンの効能について

主な効能は

  • コレステロール値の低下
  • 体脂肪がたまりにくくする
  • 高血圧の予防
  • 免疫力向上
  • 解毒作用(デトックスですね)

などがあります。

この中から、今日のテーマである

  • 体脂肪がたまりにくくする

について、説明していきたいと思います。

「体脂肪」と言っても色々ありますよね。
ここで質問です。
大きく分けて2つある「体脂肪」を知っていますか?

答えは

  • 皮下脂肪
    (皮膚のすぐ下の内側にある脂肪)
  • 内臓脂肪
    (お腹まわりの筋肉(腹筋)と内臓の間につく脂肪)

の2つです。

前者の脂肪は明らかに「脂肪がついた!」とわかるものですが、後者の脂肪は「隠れ肥満」の原因となります。

そして「隠れ肥満」は「生活習慣病」の原因となります。
(詳しくはこちらのページへどうぞ。)

今日紹介するキチン・キトサンは、この2つのどちらも減らすことができます。

なぜなら、キチン・キトサン

  • 自身が体外に排出される間に、中性脂肪と結合する

ことができるからです。
(ここで挙げた「中性脂肪」というのは、前述した「体脂肪」のもととなる物質で、体内に「中性脂肪」が増えすぎるとそれが「体脂肪」へと変換されます。)

つまり、キチン・キトサンを体内に取り込むと、結果的に体内に脂肪がたまりにくくなるというわけです。

最後に

キチン・キトサン

  • 解毒作用(デトックスですね)

や、キチンから合成できる「キチンオリゴ糖」などの説明の動画です。
良かったらどうぞ。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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