こんばんは。
今日は「歯」に関して悩んでいる方にお伝えしたい情報です。
今回は「フッ素(F)」を紹介します。
フッ素とは
フッ素はこれまで紹介してきた「ミネラル」の一種です。
このフッ素は「電気陰制度(電子を惹きつける力を数値化したもの)」がとても大きく、その結果物質を「酸化する」力がとても強い性質を持っています。
(化学を使って大学受験を控えている子供さんがいたら、ぜひ聞いてみてください。受験化学の必須事項の1つです)
フッ素の効能について
主な効能は
- 歯の健康を保つ効果
- 虫歯を予防する効果
などがあります。
「歯の健康を保つ効果」に関して、質問です。
私たちの歯は、何かものを食べると必ず表面がダメージを受けます。
このダメージを修復して、歯を元通りにする効果に名前がついています。
この効果はなんというでしょうか?
(歯磨きのCMで良く言われていますよ!)
フッ素はこの効果を促進する役割を持っているのです。
また、「虫歯を予防する効果」に関しては、
- 歯の表面を形成している「ハイドロキシアパタイト」を「フルオロアパタイト」に変換する
↓ - 歯の表面に残ってしまう「歯垢(プラーク)」に入っている細菌が活動して、発生する酸の影響を受けにくくする
↓ - 虫歯になりにくくなった!
という流れです。
(詳しくはこちらのページへ。)
これだけ歯に対して良い影響を与えるフッ素は、ほぼ間違いなく歯磨き粉に含まれています。
(ご家庭の歯磨きの成分を見たときに「フルオロ・・・」や「フッ化・・・」などあるはずです)
ただ、このフッ素は微量であれば問題ないのですが、ある程度の量を超えると人間にとって毒物になることがすでに分かっています。
色々怖い話があるのですが、特に「神経毒(実際に「ナチスの収容所」で使われていたそうです)」は、自分も調べて驚きました。
ちなみに、歯に対して関心が高い欧米では、「水道水にフッ素を添加する」ことに関する議論が続いています
(アメリカの約3分の2の国民にフッ素入りの水道水が提供されていた時期もあるそうです。)
ちなみに、日本ではフッ素添加に賛成の動きが日本歯科医学界から起こりましたが、現在は沈下しています。
ここまでフッ素のメリット,デメリットを説明しましたが、歯磨きに入っているくらいの量では問題ないようですし、歯科医院で行っているフッ素洗口はもちろん影響が出ない範囲なので心配無用だそうです。
最後に
口の中の細菌を洗浄するのには、フッ素でなくてもこのような方法があるそうです。
(重曹は薬局で購入できます)
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