こんばんは。
今日は「筋肉痛で動けない・・・」と悩むことが多くなった方にお届けしたい情報です。
今回は「バリン」を紹介します。
バリンとは
今日のバリンも、「必須アミノ酸」の1つであり、さらに前回紹介した「BCAA」の1つでもあります。
ここで復習をしたいと思います。
前回紹介したBCAAの主な役割は何だったでしょうか?
- 筋肉痛,疲労感の軽減
- 筋肉合成の促進
- 精神的な疲労感や集中力の低下を防ぐ
でした。
特に初めの2つはとても有名で、スポーツ界ではこのBCAAをこれらのことを目的に、積極的に摂取するようになっています。
突然ですが、「アースマラソン」って知っていますか?
簡単に言うと、お笑いタレントの間寛平さんが自分の足(とヨット)で世界一周したというもの。
(詳しくはこちらでどうぞ。)
このマラソンの中で、次のような動画(CM?)を取られていました。
その中に、この「BCAA」としっかりと表示されているのがわかると思います。
バリンの効能について
さて、今日紹介するバリンに話を戻したいと思います。
このバリンの主な効能には
- 筋肉の修復
- 肝硬変の改善
- 美肌効果
などがあります。
この中で、今日のテーマ「筋肉痛」に関して説明をしていきたいと思います。
(「どうして筋肉痛になるのか?」は、前回のBCAAので説明をしたので、そちらをご覧ください。)
なので、これからは、どのようにバリンが筋肉痛に効くのかを説明していきます。
前回のBCAAのページで
- 運動時にBCAAはエネルギー源として用いられる
と説明しましたが、3種類のBCAAのうち、この役目を大きく担っているのが、このバリンなのです。
なので、このバリンを摂取することは
- 血中にバリンを多く準備して、運動に備える
↓ - 筋肉に蓄えられているバリンが使用されない
↓ - 筋肉痛を防ぐことができる
となるわけです。
最後に
ただ、「バリンだけ」を摂取しても無駄なのは、こちらも以前(アミノ酸について)紹介した「アミノ酸スコア」のことを思い出していただければわかると思います。
やはり、アミノ酸は「バランスよく」摂取することが大切というわけです。
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