こんばんは。
今日は「最近、イライラしてて…」とお悩みの方にピッタリの情報です。
今回は「ビタミンD(カルシフェロール)」についての説明をします。
ビタミンDとは
ビタミンDがなぜ「カルシフェロール」というかというと、今日のテーマにもかかわるのですが、「ある元素」にとても関係するため、このような名前になりました。
それでは質問です。
この「ある元素」とはなんでしょう?
詳しくはこれから説明しますが、本当に多くの効能を持つ物質なんですが、このビタミンDを含む食材が
- 脂肪を含んだ魚
- 卵黄
- きのこ類(乾物はより良い)
などくらいしか含まれていないのです・・・。
ちなみに、幼少期からビタミンDを少しずつでも摂取させたい方がいたら、次のような商品も販売されています。
ビタミンDの効能について
ビタミンDは『万能ビタミン』と呼ぶ方もいるくらい素晴らしい効能があります。
具体的な効能をあげると
- 体内へのカルシウムの吸収を良くし、血液中のカルシウムやリンの濃度を一定に保つ
- 免疫力の向上
- 糖尿病の予防
- インフルエンザの予防
- うつ病(特に冬季うつ)の予防
- 大腸がんや乳がんなどの予防
- 花粉症などのアレルギー緩和
などです。
こうやって効能を挙げると、『万能ビタミン』と呼ぶのも納得できますね!
さて、今日のテーマ「イライラしていて・・・」という方にお伝えしたいのが「上手なカルシウム(Ca)」の摂取。
これに大きく関係するのが、このビタミンDというわけです。
「イライラした時にはカルシウムを含む食品を食べればOK!」
と言われますが、前にあげた効能を見ていただければ、この言葉は説明不足なのはわかりますよね?
正しくは
『カルシウムとビタミンDを一緒に摂取すればOK!』
なのです。
別件ですが、体内への吸収量が減少すると、骨などに蓄えていたカルシウムをビタミンDが溶かし出し、不足分を補おうとします。
この結果、引き起こされるのが「骨粗しょう症」なのです。
(これ以外にもカルシウムの不足から「骨軟化症」「くる病」などの体中の骨が変形して曲がってしまう病気もあります)
最後に
興味深い話を一つ。
このビタミンDには、『サンシャインビタミン』 という別名があります。
なぜこの名前がついたかというと、ビタミンDが
- 太陽光の中の紫外線をあびる
↓ - 体内(皮膚内)に存在する「コレステロール」を原料に合成され「プロビタミンD」が合成
↓ - 肝臓や腎臓でビタミンDに変化
という過程で合成されるからです。
このことが分かってから、ある学者は
「モーツァルトが早死(享年35歳)したのは、太陽に当たらなかったから(部屋にこもって創作活動ばかりしていたから)だ!」
と力説しているんだそうです。
納得の話ですね。
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