美容/健康

アメリカでは、妊娠時に飲んでいるか確認されるくらい効果絶大。妊娠中の女性は、ぜひ葉酸を!

-ビタミン

2015-11-02

こんばんは。
今日は将来お子さんが欲しいと思っている方、または鉄分はとっているんだけど、貧血がなかなか治らない方にとって役に立つ情報です。
今回は「葉酸」について紹介します。

葉酸とは

この葉酸は「ほうれん草の葉」から発見されたことが由来で『葉』酸と名前が付けられました。
そして、ビタミンB群の一種であり、ビタミンB9とも呼ばれます。

葉酸はほうれん草はもとより

  • ブロッコリー
  • レタス
  • キャベツ
  • アボカド

など緑黄色野菜や葉物野菜,果物に多く含まれています。

さらに、つい最近タレントのローラさんが作った「アボカドトースト」がひそかにブームとなっているそうです。
もし良かったら、こちらのレシピを参考にしてみてください。

葉酸の効能とは

この葉酸の主な効能には

  • 胎児の先天性異常の予防
  • 心臓病の予防
  • 貧血の予防
  • 子宮頸ガンの予防

などがあるそうです。

今日のテーマに関係するのは「胎児の先天性異常の予防」「貧血の予防」の2つ。

まずは「胎児の先天性異常の予防」について説明します。

そもそも、葉酸は「細胞分裂とDNAの合成」に関係し、新陳代謝や細胞分裂が活発で急激に成長する胎児にはとても大切な物質なのです。

また、日本でも当たり前になりつつありますが、アメリカでは以前から「赤ちゃんを望む人は葉酸を飲むのは当たり前」という考えがあるそうです。
詳しくは下の動画を見てください。

また、葉酸は「赤血球の体内合成」にとても大切なビタミンです。
したがって、葉酸が不足すると赤血球が不足し、体の隅々まで酸素が供給されなくなり、貧血になってしまうというわけです。

最後に

この葉酸は「水溶性ビタミン」なので、基本的には多く摂取しても尿などに混ざって排出されるので過剰摂取は気にする必要はないのですが、次の2つは気を付けた方が良いとのことです。

  1. 葉酸が体内で十分な効果が発揮できるかは、他の物質(ミネラルや他のビタミン)の存在が必要不可欠であり、バランスがとれた食事が必須
  2. 葉酸の摂りすぎでミネラルの一つ「亜鉛」の体内吸収量が減少する(これによって、味覚障害や細胞分裂やDNA生成がうまくいかなくなったりするそうです)

の2点。

ぜひ、この点に気を付けてスムーズな新陳代謝から「健康な肌」をキープしましょう。
(実は、この葉酸もニキビなどの予防に使え、「肌のビタミン」と言われることもあるんですよ!!)

SHARE

安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

カテゴリー

タグ

アーカイブ