美容/健康

ストレスよ、さらば!パントテン酸はどこにでもいるけど、すごいやつだった!

-ビタミン

2015-10-26

こんばんは。
今日は「ストレス感じてるんだよな・・・」という方こそ、役に立てていただきたい情報です。
今回は「パントテン酸(以前はビタミンB5と呼ばれていました)」の紹介です。

パントテン酸とは

このパントテン酸の語源(ギリシャ語)は「pantos(どこにでもある)」という意味なんだそうです。

その名の通り、大抵の食品に含まれているそうです。
特に多く含まれているのは

  • 牛乳
  • レバー
  • きな粉
  • 落花生
  • 干し椎茸
  • さけ
  • いわし

などだそうです。

パントテン酸をたくさん摂取するなら、こんな料理がオススメです。

パントテン酸は、普通に食事をしていれば欠乏症になる可能性は極めて低く、また、重大な欠乏症はほとんど報告されていないそうです。

さらに「水溶性のビタミン」でもあるので、とり過ぎても体外に排出されるため過剰障害はほとんどないそうです。

パントテン酸の効能について

さて、このパントテン酸の主な効能には

  • ストレスをやわらげる
  • 動脈硬化を予防する(善玉コレステロールの合成を促進してくれるんだそうです)
  • 肌と髪の健康を保つ
  • 三大栄養素(脂質,タンパク質,炭水化物)を分解し、エネルギーに変えるはたらきを促進する
    (この中で、特に「脂質」の分解を促進します!ダイエットに最適!!)

などがあります。

それでは、この中から今日のテーマ「ストレス対策」に関して説明したいと思います。

まず初めに「ストレスをやわらげる」ために、体内で起きていることを説明します。

様々な要素でストレスを感じると、体内に「副腎皮質ホルモン(コルチゾールと言います)」が分泌されます。
この副腎皮質ホルモン(コルチゾール)は、ストレスに「抵抗する」役割を担っています。

具体的には、分泌によって血圧が上がり、人間が直ちに活動(逃避や闘争)ができるようにしてくれるのです。

そしてパントテン酸は、このコルチゾールの分泌をスムーズにしてくれる役割を担っているのです!
(なので、パントテン酸「抗ストレスビタミン」とも呼ばれています)

ストレスを感じ続けると体のあちこちに症状が出ますよね。
それをパントテン酸は調整をしてくれているというわけです!

最後に

このパントテン酸は、ビタミンB6や葉酸などとともに免疫力の強化に働くため、不足すると風邪をひきやすくなるんだそうです。
「レバニラ炒めを食べて、免疫力をつけよう!」って感じですかね。

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安達 弘行

安達 弘行

TEPPAN塾長

化学専門塾の塾長を務めながら、大手予備校でも講座を担当しています。趣味は旅行と海外サッカーです。

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